スプリングセミナーを開催 高校生平和大使から講演

3月8日、大阪教組は単組・専門部の2025年度役員を対象にしたスプリングセミナーを開催しました。日政連国会議員団会長のみずおか俊一参議院議員をはじめ、多くの来賓も駆け付けご挨拶をいただきました。
セミナーでは、25年4月からの制度改正の内容や、給特法等改正法案をはじめとする政策に対する大阪教組の姿勢と今後のとりくみの方向性について書記長から説明をおこないました。また、大阪府退職教職員連絡協議会(府退教)と大阪府退職女性教職員の会(退女教)から退職者会のとりくみについての紹介や、教職員共済大阪府事業所からの火災共済・自然災害共済について説明がありました。

学習会として、23年度に兵庫県から選出された高校生平和大使から、高校生平和大使のとりくみについての講演をいただきました。高校生平和大使は、「核兵器の廃絶と平和な世界の実現をめざす高校生1万人署名」活動を2001年から実施し、これまでに270万筆を超える署名を集めており、国連欧州本部に直接届けています。昨年、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞したことから、日本被団協とも連帯してとりくみをおこなっている高校生平和大使の活動にも注目が集まっています。高校生平和大使がおこなう、さまざまな非核・平和運動へのとりくみが評価された結果、高校生平和大使はノーベル平和賞候補となっているほか、2013年からは日本政府からも「ユース非核特使」としての委嘱を受けて活動しています。
大阪教組は、「教え子を再び戦場に送らない」のスローガンのもと、高校生平和大使のとりくみを引き続き支援していきます。組合員のみなさんもご協力をお願いします。