学校現場の長時間労働是正を求める街宣行動を実施

5月27日、大阪教組は上本町六丁目交差点で、学校現場での長時間労働の状況を訴える街宣行動を実施しました。
この街宣行動では、大阪教組本部役員が「今、学校が大ピンチ」と題した横断幕を掲げ、マイクを用いて教職員の長時間労働の実態と、欠員代替者の未配置問題等を広く訴えました。
現在国会では、教員に残業代を支給しないとする給特法について、その一部を改正する法案の審議がおこなわれています。この給特法等の一部改正法案には、日教組の主張を受けた立憲民主党を中心とする野党が修正協議をおこなった結果、衆議院において教職員定数の改善や1か月の時間外在校等時間の上限を30時間にすることなどが盛り込まれました。
大阪教組・日教組は給特法の廃止・抜本的見直しが教職員の長時間労働問題の解決に必要不可欠であると訴えてきました。今回の法案修正では日教組の主張を一定反映させることができましたが、将来的な給特法の廃止・抜本的見直しにむけ、大阪教組は日教組に結集してとりくみをすすめます。