夜間中学校見学・交流会を開催
大阪教組は2月12日に東大阪市立意岐部中学校で、夜間中学校見学・交流会を開催し、組合員およそ40人が参加しました。

夜間中学校は「あってはならない学校、なくてはならない学校」と言われます。夜間中学校は、義務教育をすべての人に保障するために「なくてはならない学校」ですが、一方で、義務教育未修了の人や実質的に義務教育を受けられなかった人がいることは、本来は「あってはならない」ことだという趣旨です。
大阪では、全国に先駆けて夜間中学校教育が進められてきた歴史があります。現在、大阪府内には全国で最多の11校の夜間中学校があり、800人をこえる生徒さんが夜間中学校で学んでいます。
今回の見学・交流会では、参加者が夜間中学校の生徒会役員会を傍聴し、その後に参加者が生徒さんたちとともに夜間中学校の授業を受けることで、夜間中学校教育についての理解を深めました。大阪教組は、今後も夜間中学校での学びの保障と義務教育段階の学びを必要とする人が一人もとり残されないようとりくみをすすめます。